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2024.10.22

注文住宅におすすめの間取りは「りんご型」?宇治市周辺の施工事例もご紹介

「夢のマイホーム」で快適に暮らし続けるためには、どのような間取りにするかがとても大切です。住宅の間取りは、大きく分けるとりんご型とぶどう型があり、おすすめはりんご型。
この記事では、宇治市、城陽市、京田辺市で注文住宅を建てる際、間取りにりんご型がおすすめの理由のほか、りんご型を取り入れる際のポイントなどを解説します。宇治市、城陽市、京田辺市で家づくりを検討中の方は、参考にしてみてください。

▼ 目次

 

住宅の間取りの種類は?

りんごとぶどう

住宅の間取りには、大きく分けると「りんご型」と「ぶどう型」があります。どのような違いがあるのか、それぞれについて詳しく解説していきましょう。

りんご型の間取り

りんご型は、「リビング中心型」の間取りのことをいいます。住宅全体が大きなワンルームのような建築の構成になっているのが特徴です。廊下を少なくするため、間仕切り壁などを上手に活用した間取りのことを指しており、ワンルームがぎゅっと詰まったりんごに見立てられています。
りんご型というと、リビング階段や、リビング・ダイニング・キッチンが一体となっている空間のLDKなどが分かりやすい間取りであり、現代の家づくりでは主流になってきています。

ぶどう型の間取り

ぶどう型は、「中廊下型」と呼ばれ、空間を仕切って部屋をつくり、その各部屋を廊下でつなげたような配置にする間取りです。住宅全体が「ひとつの房」、廊下が「枝」、各部屋が「実」に例えられており、ぶどう型と表現されています。
日本では、これまで「ぶどう型」の間取りが一般的でした。

 

これからの家づくりにはりんご型がおすすめ?

家の模型とりんご

内閣府では、新型コロナウィルス感染拡大前からの変化を質問するアンケートを実施。「現在の家族と過ごす時間を保ちたいと思うか」に対する回答は、大幅に増加、増加・やや増加を合わせて半数以上が「はい」と答えています。
このように、コロナ禍を経て「家族とのコミュニケーションやつながりを重視した暮らしをしたい」というニーズは増えている傾向にあります。そのため、これから家づくりで現代の家族間や生活スタイルにマッチする「りんご型」の間取りを希望する方は多くなるでしょう。
以下では、りんご型のメリットをご紹介します。

参考元:内閣府|新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査

家族間のコミュニケーションがとりやすい

りんご型の間取りは、家族間のコミュニケーションがとりやすい点が大きなメリットといえます。りんご型は、キッチンやダイニング、リビングがひとつの場所に集まっているため、家族が同じ空間で過ごすのにベストな間取りでしょう。
夕飯づくりや食事の片付けなどの家事をしながら、子供の様子を見たり家族と会話したりできます。また、リビングを中心に各部屋がつながっていることもあり、たとえ2階にいたとしても、家族一人ひとりの存在を感じられるのもりんご型の特徴です。

ライフスタイルの変化に合わせられる

子供が小さいうちは、子供中心の生活であったとしても将来的に子供が巣立つと、夫婦二人の生活になります。そんな時、壁で部屋を区切っていないりんご型の間取りであれば、ライフスタイルに合った活用が可能になります。
例えば、子供が小さい頃は、仕切らずにひとつの部屋を家族全員で共有し、思春期など子供の成長に合わせて置き家具などを活用して空間を区切ることで個室化することができます。りんご型の間取りは、将来を見据えて無駄なく空間を活用していけるでしょう。

広々とした空間が手に入る

りんご型の間取りは、吹き抜けを取り入れるなどして開放的な広い空間を手に入れられます。ほとんど廊下が存在しないため、たとえ同じ床面積だとしても広く感じられるのがりんご型のメリットです。
リビング横に和室を設置する場合も多く、子供の遊び部屋や来客用として使えます。そういった部屋も、引き戸をつけて開閉できるようにすることで、リビングと一体化させられ広々空間に変えられるでしょう。

生活動線が楽になる

りんご型の間取りを取り入れた住宅として、代表ともいえるリビング階段。2階とつながる階段をリビングに設置することで、各部屋へのアクセスがしやすくなり、生活動線が楽になります。
また、リビングを中心にトイレや洗面脱衣所、洗濯物を干す場所を設ける間取りにすれば、家事動線も楽になるため、時短にもつながるでしょう。

 

住宅性能が大事!りんご型の間取りで設計する際のポイントは?

現代の生活スタイルに合わせやすいなど、りんご型の間取りにはメリットが多いですが、注意すべきポイントもあります。それは、住宅の断熱性と気密性です。住宅において断熱性・機密性を意識しないと、夏は暑く冬は寒い家となります。
また、そういった住宅では冷暖房効率も悪くなり、光熱費が高くなる原因にもなります。つまり、りんご型の住宅で快適に暮らすためには、性能の高い住宅であることが大事です。

住宅の断熱性能を確認する基準にUA値(外皮平均熱貫流率)があります。UA値は、外気と触れる住宅の屋根や壁、窓といった部分から室内の熱がどれくらい外へ逃げるかを数値化したものです。数値が小さいほど、熱が外へ逃げにくく断熱性能の高い住宅といえます。
宇治市、城陽市、京田辺市のある京都市の地域区分は6であり、それぞれの区分の数値は以下となります。

 

地域区分 1 2 3 4 5 6 7
UA値 0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87

※区分別の外皮平均熱貫流率【断熱性能等級4(省エネ基準)】

グランライフでは、基準値を大きく下回るUA値0.52という高い断熱性能を示した住宅の提供を可能にします。また、住宅の気密性はC値で表せられ、数値が小さいほど隙間の少ない気密性の高い住宅といえます。日本の一般レベルは2.0~5.0程度ですがグランライフが手がける住宅は、1.0以下です。

参考元:経済産業省|【参考】住宅における外皮性能
参考元:国土交通省|断熱性能とは?
参考元:国土交通省|地域区分新旧表

>>参考コラム:宇治市周辺で注文住宅を建てて快適に暮らすためには性能を重視しよう
>>参考コラム:注文住宅に必要な断熱性能は?UA値や断熱等級と宇治市の基準値について解説

 

りんご型の間取り!グランライフが手がけた住宅の施工事例を紹介

最後に、グランライフが実際に手がけたりんご型の間取りを取り入れた住宅の施工事例を紹介していきましょう。
これから、注文住宅を検討中の方で、りんご型の間取りを取り入れたいと思っている場合は、理想とする住宅をイメージする材料のひとつにしてみてください。

明るく広々としたLDKで家族間のコミュニケーションが図れる

明るいLDK

こちらの住宅は、断熱等級6、耐震等級3(長期優良住宅)。二面採光(一つの部屋に対して二つ以上の面に窓を設置すること)を取り入れた開放的で明るいLDKが特徴的です。広さは、約21帖もあります。
また、りんご型の間取りで多いリビング階段を取り入れており、キッチン横に設けている和室には仕切りがありません。そのため、より開放的な空間に仕上がっています。

>>施工事例:大住モデルハウス

コンセプトは「自然と子供の笑顔」

吹き抜けのあるリビング

こちらの住宅は、UA値0.47、C値0.20の高性能住宅です。リビングには吹き抜けを設置し、自然の光がいっぱいに注ぎ込む間取りとなっています。高性能住宅なため、真冬でもエアコン一台で家中が暖まり、長袖一枚で過ごせるほど快適な住宅です。

>>施工事例:グリーンテラスのイエ~自然を感じ、子どもが楽しく、笑顔になる~

「光庭(ひかりにわ)」を取り入れた開放感ある住宅

白い壁に反射した光がふりそそぐリビング

この住宅は、京都府城陽市内の人通りの多い角地に建築。プライバシーを確保するため、光庭(中庭)を取り入れています。そうすることで、外からの目線をカットしながら、光と風を室内にたっぷり採り込むことができます。
また、光庭の壁を白にすることで、白い壁に反射した光が、優しく柔らかく1・2階に注ぎ込まれます。

>>城陽市の施工事例:光と風を楽しむ光庭のある家。

 

宇治市、城陽市、京田辺市で注文住宅をお考えならグランライフへ!

家の模型

りんご型の間取りは、注文住宅を検討している場合、家族間のコミュニケーションを大切にしている方、変化する生活スタイルに対応したい方にマッチした間取りといえます。
ただし、りんご型の住宅で快適に暮らすためには、高断熱・高気密な家づくりが欠かせないでしょう。グランライフでは、建築家による設計で快適さや住宅性能の高さにこだわった家づくりを実現します。
また、無料の個別相談や住宅に関する勉強会を定期的に開催しています。家づくりだけでなく土地探しに関しても、是非お気軽にグランライフへお問合せください。

>>宇治市周辺でデザインにも生活動線にもこだわった注文住宅が建てられる、グランライフの家づくりはこちら

 

記事監修者:一級建築士 高地 可奈子

工学部建築学科卒業・大学院修了後、建築設計事務所勤務。建築設計事務所では、建築意匠設計、木造構造設計に携わる。その後大手経営コンサルティング会社を経て、現在は設計経験を活かしつつ、商品磨き、新メニューやツールの開発、研修などを通して工務店支援を行っています。


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