2024.12.26
【宇治市周辺】リフォーム・リノベーションで省エネ住宅へ!補助金も紹介
リフォームやリノベーションでは、建物の修繕だけでなく、省エネ住宅に性能をアップできます。今回のテーマは、リフォーム・リノベーションと省エネ住宅の関係性についてです。省エネ住宅への改修方法やメリット・デメリットを解説。さらに、宇治市・城陽市・京田辺市で省エネ住宅へ改修をする際に使える補助金情報も紹介します。宇治市周辺で「中古住宅を購入してフルリノベーションしたい」などとお考えの方は、是非チェックしてください。
▼ 目次 |
リフォームとリノベーションはどう違う?
まずは、リフォームとリノベーションの違いを見ていきましょう。
リフォームとは
老朽化した場所を改修し、新築に近づけるのがリフォームです。古くなったトイレやキッチンの設備交換、クロスの張り替えなどがリフォームの主な例です。基本構造は変わらないので、完成後の想像がしやすいでしょう。また、リノベーションよりも工事規模が小さいため、工事費用も比較的少額になります。
リノベーションとは
一方リノベーションは、住宅を改修し、元の状態よりも価値を高めることを指します。リノベーションの方が工事規模は大きくなり、工期は長くなる傾向に。しかし、設計の自由度が高く、デザイン性を追求した仕上がりになるのも魅力のひとつです。中古住宅を購入し、フルリノベーションするのもいいでしょう。グランライフのリノベーション部門は、不動産と建築のスペシャリストが集まっています。リノベーション前提の家探しでも、ポイントを抑えた物件調査のサポートが可能。思い描くリノベーションを実現できる物件を一緒に探しましょう。
リフォーム・リノベーションと省エネが叶うのはなぜ?
リフォームやリノベーションは、生活スタイルに合わせた間取りの変更や劣化した部分の交換や改修だけではありません。断熱性能を向上させたり、省エネ設備を導入したりと、省エネルギーで快適性を向上させる「省エネ住宅」にすることもできます。ここからは、省エネ住宅へのパフォーマンスを高めるリフォームやリノベーションの例を見ていきましょう。
断熱性能が高められる
天井や壁、床のリフォームやリノベーションで断熱性能を高められます。具体的には、断熱材の詰めなおしや、外側からの施工などです。内壁を撤去して断熱剤を充填したり、床下に断熱を施し、熱を逃げにくくしたりとさまざまな方法があります。また、外気の影響を受けやすい玄関ドアや窓の交換や内窓の設置も効果的です。また、内窓を設置することで断熱性能だけでなく、防音性能や気密性能の向上も期待できます。
参考元:一般社団法人環境共創イニシアチブ|省エネリフォームで快適な住まいへ
>>参考コラム:宇治市周辺で高性能住宅を実現したい方必見!高断熱・高気密・高耐震住宅をリフォーム・フルリフォーム・リノベーションで叶えよう
創エネシステムや高効率な設備機器を導入する
創エネとは、創エネルギーの略で、住宅では太陽光発電の導入が一般的でしょう。太陽光発電を採用すると、電気代の節約だけでなく、売電収入を得られたり、停電時でも電気が使用できたりするメリットもあります。また、熱効率の高いエコキュートやエネファームなどの給湯器や断熱浴槽、節水トイレの導入も省エネ住宅にするコツです。
日射遮蔽性能を高める
室内へ入り込んでくる日光を遮断する日射遮蔽性能。直接差し込む日差しや地面からの照り返しを遮断することで、室内温度が上昇するのを防ぎます。カーテンやブラインドを活用して影をつくるだけでなく、遮熱タイプやブラインド入りのガラス窓を採用するのがおすすめです。適切に日差しを遮断でき、冬場の暖房が効率よく活用できるでしょう。また、遮蔽性能を高めるには、屋根に当たる太陽光を跳ね返す遮蔽塗料を塗る方法もあります。
リフォーム・リノベーションで省エネ住宅にするメリット
ここからは、省エネ住宅へ改修するメリットを紹介します。
水道光熱費の節約になる
エネルギーの消費量を抑えられるのが省エネ住宅の魅力のひとつ。断熱性の高い住宅では、短時間で冷暖房が効いたり、熱効率のいい給湯器で早くお湯を沸かしたりできます。その結果、水道光熱費の節約につながります。太陽光発電システムを設置した場合、余剰電力を電力会社へ売電すると収益になるのもポイントです。
快適な住宅になる
断熱性能の高い家では、屋内の温度差が小さくなるため、結露が発生しづらくなります。その結果、カビや菌の発生を抑制。家の劣化を抑えて、耐久性の向上も可能です。さらに、良質な住宅への転換は、住宅の資産価値を高める可能性もあります。
病気のリスクを軽減できる
家の断熱性能を高めると、ヒートショックやアレルギーの予防効果が期待できます。気温の変化が原因で起こりうるヒートショック。住宅の断熱性能を高めると、廊下やお風呂場など室温が下がりやすい部屋でも暖かさを保てるため、起こりにくくなります。また、カビの発生はアレルギー発症原因のひとつです。結露しにくい高断熱住宅では、カビの発生も抑えられるので、アレルギー発症リスクも下げられます。
参考元:一般社団法人環境共創イニシアチブ|省エネリフォームで快適な住まいへ
省エネ住宅へのリフォーム・リノベーションのデメリットは?
リフォーム・リノベーションするデメリットは、まとまった資金が必要になることです。設備機器や改修工事の費用は、決して安いものではありません。コストを下げるために、省エネ住宅を対象とした補助金制度をうまく活用するのも手段のひとつです。
グランライフでは、資金計画もお手伝いいたします。また、予算に合ったリノベーション提案も得意分野です。「リノベーションをしたいけれどコストが不安」という方は、是非一度グランライフへご相談ください。
>>参考コラム:【京都府】リフォーム(フルリフォーム、リノベーション)で使えるローン制度
【宇治市・城陽市・京田辺市】省エネ改修をした住宅に利用できる補助金
リフォーム・リノベーションの懸念事項である「コスト」を助ける補助金制度。ここでは、宇治市・城陽市・京田辺市で省エネ住宅へリフォーム・リノベーションした場合に活用できる補助金を以下の表にまとめました。
制度名 | 対象エリア | 内容 | 補助内容 |
家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業費補助金 | 宇治市 | 個人所有の住宅に住宅用太陽光発電と蓄電設備を同時に設置購入した方を対象に一部経費を補助 | 太陽光:1万円/kW(上限4万円) 蓄電池:2万円/kWh(上限12万円) |
固定資産税家屋の軽減措置 | 宇治市 | 2014年4月1日以前から存在していた専用住宅または居住部分の割合が1/2以上の併用住宅で、窓の断熱改修工事を含む現行の省エネ基準に適合させる省エネ改修工事を行なっている方への固定資産税軽減措置 | 改修を行った翌年分の固定資産税の1/3(認定長期優良住宅の場合は2/3) ※120㎡上限 |
城陽市カーボンニュートラル補助金 | 城陽市 | ・住宅用太陽光発電システムと住宅用蓄電池システムの同時設置
・住宅窓の断熱改修 |
太陽光と蓄電池の同時設置:上限14万円 住宅窓の断熱改修:補助対象経費の1/10(1,000円未満は切り捨て)上限5万円など |
令和6年度 京田辺市エコまどリノベ補助金 | 京田辺市 | 京田辺市に居住している補助対象住宅に、省エネルギー化が目的の住宅窓の断熱改修工事を行った方への補助金 | 補助対象経費に1/10を乗じて得た額(1,000円未満は切捨て)※上限5万円まで |
令和6年度京田辺市住宅用蓄電池システム等設置補助金 | 京田辺市 | 住宅用蓄電池システムと太陽光発電システム(2kW以上)を新たに同時設置した個人への補助金
※設置後1年以内 |
住宅用蓄電池システム:蓄電容量1kWhあたり20,000円(上限12万円) 太陽光発電システム:受給最大電力1kWあたり1万円(上限4万円)+15,000円(電力会社との電力受給契約に基づく受給最大電力とする) |
紹介した補助金制度のなかには、期間や補助金額に限りがある制度もあるので、チェックして申請忘れのないようにしましょう。
参考元:宇治市|宇治市住宅関連助成金制度一覧
参考元:城陽市|令和6年度城陽市カーボンニュートラル補助金について
参考元:京田辺市|令和6年度 京田辺市エコまどリノベ補助金について
参考元:京田辺市|令和6年度京田辺市住宅用蓄電池システム等設置補助金について
宇治市周辺のリフォーム・リノベーションならグランライフへお任せください!
宇治市・城陽市・京田辺市でリフォームやリノベーションをお考えの方は、是非グランライフへご相談ください。グランライフのリノベーションは、資金計画からデザイン、設計、アフターサービスまで、一貫してサポートいたします。「気になる中古物件は断熱性能が低そう…」などお困りの際にも、しっかりと物件調査し、要望に沿った性能の提案が可能です。予算内で住み心地のいい、こだわりのつまった住宅を、グランライフで一緒に叶えましょう。
>>宇治市周辺で快適な省エネ住宅が叶う、グランライフのリノベーションについてはこちら
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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