2024.11.23
【宇治市・城陽市・京田辺市】リフォーム・リノベーションの必要性とは?
住宅・設備の老朽化が目立ったり、間取りが住む方のライフスタイルに合わなくなってきたりした場合は、住宅のリフォームやリノベーションを検討する必要があります。そこで今回は、リフォーム・リノベーションの違い、リフォームの種類などを紹介します。京都府には築何年くらいの住宅が多いのかについて、大規模なリフォーム・リノベーションを検討する目安も解説。宇治市・城陽市・京田辺市の中古戸建て住宅でリノベーションを考えている方は、必見です。
▼ 目次 |
リフォームとリノベーションの違い
「リフォーム」と「リノベーション」は似ていますが、行う施工によって使い方が異なります。まずは、リフォームとリノベーションの違いを目的と事例から理解しましょう。
目的 | 事例 | |
リフォーム Reform |
老朽化した住宅や設備を「修復/新調」すること | ・汚れた壁紙を張り替える ・劣化した外壁や屋根を塗り替えるなど |
リフォームとは、古くなった住宅や設備を表面的に「修復/新調」することを指します。洋服で例えると、「お直し」のイメージに近いのがリフォームです。
目的 | 事例 | |
リノベーションRenovation | 住む方のライフスタイルに合わせて「再設計」して新たな価値を生み出すこと | ・住む方に合わせて間取りを変更する ・断熱性能を向上させるなど |
一方、リノベーションは、住む方にとってより快適な居住空間にするために「再設計」して、新たな価値を生み出すことを指します。さまざまな機能性が高まるので、住宅の資産価値を上げることにもつながります。洋服で例えると、「リメイク」のイメージに近いのがリノベーションです。
リフォーム・リノベーション工事の種類を解説!事例・目安の時期もチェック!
住宅のリフォームやリノベーション工事には、どのような種類があるのでしょうか。また、どのくらい経過した頃にリフォームを検討する必要があるのかも気になるところ。ここでは、住宅のリフォーム(リノベーション)の種類を4つまとめました。併せて、リフォーム事例も紹介します。
内装・外装リフォーム
内装リフォームは「住宅の中」、外装は「住宅の外」のリフォームです。内装リフォームでは、部屋の壁紙やフローリングなどの床の張り替え、外装リフォームでは、外壁や屋根の塗り替えなどが多く行われています。
壁紙や床材の汚れ・変色・傷などが目立ってきたら、リフォームをするタイミング。壁紙の張替えは約10~15年、フローリングの張り替えは約15~20年が目安といわれています。外壁や屋根も約8~15年を目安に塗り替えましょう。
水まわり
水まわりのリフォームは、主にキッチン・洗面所・浴室・トイレの4箇所を指します。交換時期はシステムキッチン本体が約15~20年、浴室のガス給湯器・洗面化粧台などは約10~15年が目安です。
バリアフリーリフォーム
バリアフリーリフォームは、高齢者や障がいを持っている方でも安心して暮らせる住環境にするためのリフォームのことです。例えば、転倒防止のために玄関や浴室などに手すりを設置したり、居住スペースにおける段差を解消したりする工事などがあります。
断熱リフォーム
床、壁、天井に断熱材を入れるなどの工事を施して、住宅の断熱性・気密性を高めるリフォームのことです。室温が外気温の影響を受けにくくなるため、夏も冬も年中通して快適な居住空間をつくれます。また、断熱性が高まると光熱費の削減や省エネにもなり、住宅としての性能・価値が高まるでしょう。例えば、床や壁に断熱材や断熱パネルを入れたり、内窓を取り付けたりするなど、住宅のさまざまな箇所で断熱リフォームができます。
宇治市・城陽市・京田辺市は断熱リフォームが必要?
断熱リフォームを検討するときには、その土地の気候に合わせて設計を行うことが大切。京都府の南部地域にあたる宇治市・城陽市・京田辺市は、気候にどのような特徴があるのでしょうか。
京都地方気象台によると、京都府の南部地域の気候は太平洋(瀬戸内)気候の特性を示すといわれています。太平洋気候とは、瀬戸内海沿岸部でよく見られる気候で、雨が少ないことで乾燥しやすく、夏と冬の温暖差が大きいことが特徴です。また、内陸性の気候を持つ地域もあり、1日の気温の変動幅が大きく、湿度が低い反面、山間部では降水量が多くなる傾向にあります。さらに、京都府では平年12月中旬頃から初雪が降り始め、2~3月頃まで降雪の可能性も。そのため、冬でも住宅の中で快適に過ごせる断熱・気密性能の高い住宅づくりは必要といえるでしょう。
京都府では健康面や住宅の快適性を高める効果があるとして、断熱リフォームが推進されています。断熱リフォームなどが対象となっている補助金・京都府住宅改良資金融資制度もありますので、チェックしておきましょう。
参考元:京都府|市町村の組合せ試案 南部地域
参考元:京都地方気象台|京都府の気象特性
参考元:京都地方気象台|季節観測
参考元:国土交通省 気象庁|京都(京都府)平年値
参考元:京都府|ついでに健康・快適リフォームのすすめ
>>参考コラム:宇治市周辺で高性能住宅を実現したい方必見!高断熱・高気密・高耐震住宅をリフォーム・フルリフォーム・リノベーションで叶えよう
>>参考コラム:宇治市、城陽市、京田辺市で受けられるリフォーム補助金は?注意点についても
築20~30年以上経過したら大規模リフォーム・リノベーションを検討しよう
住宅構造によって異なりますが、日本の一戸建て住宅の寿命は平均で30年といわれています。木造住宅は約30~80年、鉄骨造は約30~60年、鉄筋コンクリート造は約40~90年です。
築15~20年くらい経つと、住宅の見えない部分が老朽化してくるうえ、築20~30年になると増改築する程度のリフォームが必要になる箇所も。一戸建て住宅の場合は、築15~20年と築20~30年の時期を目安に、大規模な修繕を検討すると良いでしょう。
また、住宅の大規模リフォームを検討する頃には、住む方たち(家族)のライフスタイルも大きく変化しています。子どもの成長や年齢に合わせたリノベーションを取り入れるなど、住宅全体を見直す全面リフォーム(フルリフォーム)を検討するのもひとつの手です。
【京都府】築何年くらいの一戸建てが多い?
ところで、京都府には築何年くらいの一戸建て住宅が多いのでしょうか。総務省統計局が調べた「令和5年住宅・土地統計調査」によると、現在の京都府における「持ち家」の総数は71万7,700戸あります。割合を見ると、1981年以降に建てられた住宅(~築43年くらいまで)が全体の約7割(70.4%)を占めていました。一方で、1970年よりも前に建てられた、築54年以上の住宅も約1割(11.6%)あることもわかります。
京都府における建築の時期別 持ち家の実数と割合
建築の時期 | 実数 (総数:71万7,700戸) |
割合 |
1950年以前 | 3万6,600戸 | 5.1% |
1951~1970年 | 4万7,000戸 | 6.5% |
1971~1980年 | 10万9,900戸 | 15.3% |
1981~1990年 | 11万1,500戸 | 15.5% |
1991~2000年 | 13万4,600戸 | 18.8% |
2001~2010年 | 12万6,100戸 | 17.6% |
2011~2018年 | 8万6,700戸 | 12.1% |
2019~2023年9月 | 4万6,300戸 | 6.5% |
不詳 | 1万8,800戸 | 2.6% |
グランライフでは、新築住宅の施工だけでなく、中古戸建て住宅のリフォームやリノベーションも対応可能です。宇治市広野町宮谷には、グランライフが建てたリノベーションモデルハウスがあります。築20年を超えた木造戸建て住宅をフルリノベーションした、こだわりのモデルハウスです。断熱・気密・耐震を新築同等の基準に満たした、快適な住環境が実現されています。土地探しや家づくりに関する相談も対応しますので、是非お気軽に見学会へ足を運んでください。
【宇治市・城陽市・京田辺市】リノベーションもグランライフにお任せください
今回は、リフォームとリノベーションの違い、リフォームの種類などを紹介しました。築20年以上が経ち、老朽化や住みにくさを感じている場合は、大規模なリフォームやリノベーションを行うタイミングかもしれません。家族のライフスタイルや将来を考えて新たな間取りを取り入れ、住宅性能のアップを検討してみませんか。
グランライフでは、宇治市・城陽市・京田辺市などで中古戸建て住宅のリフォーム・リノベーションを多数手掛けています。住んでいる住宅が寒かったり暑かったりしてお悩みの方、リノベーションでできることや費用について知りたい方は、是非グランライフまでご相談ください。
>>宇治市・城陽市・京田辺市でおしゃれで快適な暮らしができる!グランライフのリノベーションについてはこちら
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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