2024.12.14
宇治市周辺でのリフォーム費用はいくら？コスト削減や会社選びのコツも紹介
京都府宇治市や城陽市、京田辺市は、リフォーム費用に関わる地域特性がそれぞれ異なります。住宅のフルリフォームには、数百万から数千万かかるといわれていますが、金額は工事の規模や施工内容によってさまざま。そこで今回は、部位別の相場も含めたリフォーム費用を徹底解説します。コスト削減のコツや会社の選び方もまとめたので、宇治市周辺でリフォームを検討中の方は是非お役立てください。
| ▼ 目次 |
一戸建てのフルリフォーム費用｜総額の相場は？
国土交通省の調査によると、一戸建てをフルリフォームした場合、費用の相場は500万〜2,500万円といわれています。ライフスタイルの変化や住宅の老朽化に伴い、現在住んでいる住まいを改修したり、中古住宅を新しい住居として獲得したりといった場合、フルリフォームが必要になる可能性があります。
ただし、工事内容によってリフォーム費用は大きく異なります。規模が小さければ1,000万円以下で済むこともありますが、住宅の大きさや設備のグレードによっては、4,000万円ほどかかる可能性も否定できません。
リフォーム費用の内訳｜部位別の価格相場
次に、リフォーム費用の内訳として部位別の価格相場を見ていきましょう。リフォーム会社・量販店・工務店など約40社を対象に国土交通省が行った調査資料をもとに、データをまとめました。
水回りのリフォーム
水回りのリフォームにはトイレや風呂、キッチンの改修などが含まれます。
| リフォームの内容 | 価格相場 |
| トイレ全体における改装 | 20～100万円 |
| ユニットバスの交換 | 60～150万円 |
| 対面型システムキッチンへの交換 | 75～200万円 |
| キッチン全体のリフォーム | 80～400万円 |
| アイランドキッチンの導入 | 300～450万円 |
水回りのリフォームでは設備を交換することが多いでしょう。工事の規模はもちろん、交換する設備のグレードによっても金額が変わるため、同じ作業内容でも費用に幅が生じるのです。
内装・設備のリフォーム
内装・設備のリフォームとしては、床材・内壁の変更の他、部屋や階段などの改修が挙げられます。
| リフォームの内容 | 価格相場 |
| 畳をフローリングに変更 | 15～60万円 |
| 廊下の改修 | 20～100万円 |
| 階段の改修 | 20～100万円 |
| 和室から洋室への改装 | 50～200万円 |
| リビングの改修 | 200～400万円 |
内装のリフォーム費用は、工事する部分の面積に大きく左右されます。また、間取りや配線の変更を伴うリフォームの場合、工事費用はより高額になるでしょう。
外装リフォーム
外装のリフォームとして、外壁や屋根に関するリフォーム費用をまとめました。
| リフォームの内容 | 価格相場 |
| 玄関の改装 | 20～150万円 |
| 瓦屋根の交換 | 70～120万円 |
| 外壁材の重ね塗り | 50～150万円 |
| シャッター式雨戸の導入 | 70～150万円 |
| 金属屋根のカバー工法 | 90～250万円 |
外装のリフォームにかかる費用は、交換・導入する設備の他、塗装で使用する資材のグレードによる影響が大きい傾向があります。
＞＞参考コラム：【京都府】リフォーム（フルリフォーム、リノベーション）で使えるローン制度
工事以外にかかる費用にも注意！
大規模なリフォームの場合には、以下に挙げる施工費以外の料金が発生する可能性があり、注意が必要です。
・設計費
・確認申請手数料
・トランクルームのレンタル費
・仮住まいの家賃・引っ越し代
・駐車場代
リフォームを通して間取りを変更する場合、住まいの再設計が欠かせません。設計費が発生するかどうはリフォーム会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。また、増改築を行う場合、条件によっては建築確認申請が必要で、手続きに費用を要します。
さらに、フルリフォームの場合、作業中は元の住宅に住めません。仮住まいを賃貸する場合には、家賃や引っ越し代が発生するでしょう。加えて、自宅に停めきれない車分の駐車場を確保する必要もあります。
地域特性とリフォームの関係｜目的別リフォーム費用
リフォーム費用には地域特性が大きく関わっているといわれています。例えば、北海道や東北エリアなど、寒さが厳しい地域では、暖房器具への設備投資により費用がかかると予想されます。夏と冬の寒暖差が大きな地域では、断熱リフォームを取り入れることもあるでしょう。また、移住先として人気のある地域では、中古住宅の改修にかける費用が高額になる傾向があります。さらに、持ち家や高齢者が多い地域の場合、住宅の老朽化対策やバリアフリー化など、住みやすさを意識した改修工事で費用がかさむことも考えられます。
以下にまとめた目的別のリフォーム費用もチェックしておきましょう。
| リフォームの内容 | 価格相場 |
| 床暖房の導入 | 50～150万円 |
| 断熱リフォーム | 300～700万円 |
| 古民家再生リフォーム | 1200～3000万円 |
| 和室から洋室へのバリアフリー化 | 70～300万円 |
| 基礎からの耐震補強リフォーム | 100～200万円 |
なおグランライフでは、リフォームにさらなる価値を追加した「リノベーション」を、中古住宅を探すところから一社完結で行っています。
＞＞参考コラム：宇治市周辺で高性能住宅を実現したい方必見！高断熱・高気密・高耐震住宅をリフォーム・フルリフォーム・リノベーションで叶えよう
宇治市・城陽市・京田辺市の特徴からみるリフォーム費用
地域によっても相場が変わるリフォーム費用。ここでは、宇治市・城陽市・京田辺市の特徴から、各地でのリフォーム費用について探っていきましょう。
宇治市
総務省統計局が実施した2023年の住宅・土地統計調査では、宇治市の持ち家率は約77％となっています。全国および京都府の持ち家率は61％であることから、宇治市の持ち家率は高めといえるでしょう。また、宇治市では65歳以上の住民が全体のおよそ３割を占めており、今後も高齢化率の上昇が予想されています。そのため、住宅の老朽化に対する改修やバリアフリー化を目的としたリフォームが、費用の相場に影響する可能性があります。
参考元：政府統計の総合窓口 e-Stat｜住宅の所有の関係(2区分)別住宅数－全国、都道府県、市区町村
参考元：京都府｜宇治市 1.地域の現状分析
城陽市
同じく2023年住宅・土地統計調査による城陽市の持ち家率は、宇治市よりさらに高い約80％となっています。また、城陽市は夏の気温が40℃近くまで上昇する一方、冬は氷点下を記録することがあり、季節による気温の影響を大きく受けやすいでしょう。したがって、住宅の改修を行う際に、断熱リフォームを取り入れるケースが考えられます。
参考元：政府統計の総合窓口 e-Stat｜住宅の所有の関係(2区分)別住宅数－全国、都道府県、市区町村
参考元：城陽市｜令和5年版 城陽市統計書 第1章 土地・気象
京田辺市
少子高齢化が全国的に進むなか、京田辺市では人口増加が続いています。主要都市へのアクセスの良さや教育環境が整っていることなどから、子育て世帯の移住者が多いことが、人口増加の理由の一つです。
よって、京田辺市では、移住者による古民家再生リフォームが多く行われている可能性があるでしょう。
参考元：京田辺市｜京田辺市の推計人口
参考元：京都府公式移住・定住情報サイト 今日と明日｜京田辺の魅力
リフォーム費用を抑えるポイント
場合によっては数千万という高額な費用がかかるかもしれないリフォーム費用。コスト削減のために、以下のポイントを押さえておきましょう。
・もともとある設備を活かせないか
・資材や設備のグレードは適当か
・利用できる補助金・減税制度はあるか
リフォームの際、設備をまるごと交換する必要があるとは限りません。リフォーム会社に確認のうえ、再利用できるパーツを残せないか検討しましょう。また、リフォーム費用は資材や設備のグレードによって大きく変わります。本当に必要な機能かどうか慎重に判断しましょう。
さらに、国や市区町村の補助金・減税制度を確認することも重要です。例えば、環境省では断熱リフォームの支援事業を行っています。また、宇治市ではバリアフリーや省エネを目的とした改修工事、城陽市では住宅窓の断熱改修工事、京田辺市では木造住宅の耐震改修工事などに対する支援が行われているため、利用の可否を確かめておきましょう。
参考元：公益財団法人 北海道環境財団｜【全国対象】既存住宅の断熱リフォーム支援事業
参考元：宇治市｜宇治市住宅関連助成制度一覧
参考元：城陽市｜城陽市カーボンニュートラル補助金
参考元：京田辺市｜木造住宅耐震改修等補助事業のご案内【令和6,7年度時限的拡充】
＞＞参考コラム：宇治市、城陽市、京田辺市で受けられるリフォーム補助金は？注意点についても
信頼の置けるリフォーム会社の選び方3つのポイント
最後に、安心して工事を任せられるリフォーム会社の選び方を紹介します。信頼できる会社を選ぶポイントは以下の3つです。
・複数の会社を比較する
・安さだけで選ばない
・実績や資格を確認する
リフォーム費用は会社によって異なります。手間を惜しまず、複数の会社に見積もりをとりましょう。施工後のトラブルを避けるためにも、金額が施工内容や品質に適しているか見極めることが大切です。
また、どのような工事ができるか、会社の実績や資格を確認すれば、希望のリフォームが可能かどうか判断するうえでヒントになるでしょう。
宇治市周辺でリフォームをお考えならグランライフへ
住宅のフルリフォームにかかる費用は、少なくとも500万円以上といわれています。規模によっては、数千万を越えることも珍しくありません。資材や設備のグレード、支援制度の利用の可否などを確認し、品質と費用のバランスを見極めることが大切です。
グランライフでは、宇治市・城陽市・京田辺市を中心に、断熱性・気密性・耐震性に優れた高性能住宅を手掛けています。新築住宅の建築はもちろん、リフォーム・リノベーションも得意としており、デザインや設備にこだわった家づくりが可能です。宇治市周辺で快適に過ごせる理想の住まいを手に入れたい方は、是非グランライフにお声がけください。
＞＞宇治市周辺で叶えるより良い住まい！グランライフのリノベーションについてはこちら
記事監修者：中小企業診断士（住宅コンサルタント）塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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