宇治市の一戸建ては維持費がいくらかかる?家づくりのポイントまで徹底解説 | 京都・宇治市・城陽市・京田辺市のおしゃれで高性能な注文住宅ならグランライフ

BLOGスタッフブログ

  1. Home
  2. /
  3. スタッフブログ
  4. /
  5. 宇治市の一戸建ては維持費がいくらかかる?家づくりのポイントまで徹底解説

2024.04.02

宇治市の一戸建ては維持費がいくらかかる?家づくりのポイントまで徹底解説

シックな外構のモノトーンの家

住宅ローンを借りてマイホームを建てる際、月々の返済額ばかりを考えてしまう方が多いのではないでしょうか。しかし、一戸建てで生活していくためには、月々の住宅ローン返済以外にも必要な費用があります。今回は、宇治市の一戸建てで必要になる維持費について解説。維持費を抑えるために家づくりの段階でできることもお伝えしているので、参考にしてください。

 

▼ 目次

 

宇治市の一戸建てで定期的にかかる費用は?

貯金箱と家と電卓の住宅ローンのイメージイラスト

宇治市で一戸建てを維持していくためには、以下のような費用が必要になります。どのような費用が定期的にかかるのでしょうか。まずは、住宅ローン以外で必要となるコストを確認していきましょう。

固定資産税・都市計画税

マイホームを建てると、所有する土地や家屋に対して課される税金を「固定資産税」として市町村に納める必要があります。
また、都市計画法にもとづく市街化区域内に家を建てる場合には、道路や公園、下水道を整備するためなどに使われる「都市計画税」も納めなくてはいけません。宇治市の固定資産税は以下の計算式で価格が決定されます。

・固定資産税課税標準額×1.4%=固定資産税
・都市計画税課税標準額×0.25%=都市計画税

ただし、新築住宅に対しては、要件に適用していれば固定資産税が3年間2分の1に減額する措置があります。条件は以下の通りです。

・居住部分の床面積が50㎡以上280㎡以下(約15坪以上約84坪以下)
・居住部分の床面積が全体の2分の1以上であること

当初、適用期間は2024年3月31日までとなっていましたが、「令和6年度国土交通省税制改正概要」によると減税措置の適用期間が2026年3月31日までに延長となっています。

参考元:宇治市|宇治市の税金(固定資産税 概要)
参考元:宇治市|減額措置について
参考元:国土交通省|住宅:新築住宅に係る税額の減額措置
参考元:国土交通省|令和6年度国土交通省税制改正概要

火災保険料・地震保険料

火災保険や地震保険の申込書と電卓とお金

マイホームを守り維持していくためには、火災や自然災害などへの備えも必要です。特に、近年では毎年のように地震や水害など多くの自然災害が発生しています。万が一、被災してしまったときに住宅が損害を受けたとしても補償が受けられるよう、火災保険や地震保険への加入が必要不可欠です。
また、住宅ローンを利用する際も火災保険の加入が求められます。そのため、定期的にかかる固定費として、火災保険料や地震保険料を考慮しておかなくてはいけません。

火災保険料や地震保険料は、損害保険会社からデータを集めて調査・研究をおこなう「損害保険料率算出機構」の2022年度「火災保険・地震保険の概況」によると、京都府における火災保険料は約38,044円、地震保険は約19,399円という結果でした。

参考元:損害保険料率算出機構|2022年度火災保険・地震保険の概況

水道・光熱費

日常生活を快適に過ごすためには、電気やガス、水道が必要不可欠です。水道代や光熱費がどれぐらいになるのか、総務省による「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」で地域別に確認できます。県庁所在地である京都市のデータは以下の通りです。

2021年から2023年における年間平均金額

内訳 料金(1カ月料金)
電気代 126,807円(約10,567円)
ガス代 68,820円(約5,735円)
上下水道 65,042円(約5,420円)
水道・光熱費合計 260,669円(約21,722円)


京都市は電気代が比較的安い一方で、ガス代が全国4位と高くなっています。月々の光熱費の支払いが2万円以上かかることを考えると、節電や節水によってできるだけ光熱費を抑えることが維持費削減のポイントといえるでしょう。

参考元:総務省|家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2021年~2023年平均)

自治会費

一戸建ての場合は町内会や自治会への参加を求められることも多いでしょう。宇治市内では600団体以上の町内会・自治会の活動があります。自治会によって加入費は異なりますが、宇治市伊勢田町の砂田地区と遊田地区にまたがる「若葉台自治会」を参考にすると、自治会費は年間3,600円。

ママ向けの情報サイトである「mamasta(ママスタ)」がおこなった「町内会費(自治会費)に支払う金額」のアンケートでは、「1,001円~10,000円という回答が半数以上」という結果でした。
このことから見ても、宇治市の自治会費は平均的な金額ということがわかります。地域によって異なりますが、自治会費は地域の防災対策や子ども向けのイベントの開催などに充てられています。加入は任意ではありますが、ご近所付き合いを円満にしていくためにも必要な出費でしょう。

参考元:宇治市|町内会・自治会のよくあるお問い合わせ(FAQ)
参考元:若葉台自治会(宇治)|入会のおすすめ
参考元:ママスタセレクト|「町内会費」にいくら払っていますか?負担金ゼロの人から2万円超の人まで!<ママのリアル調査>

 

マイホームを維持するためのメンテナンスと費用

住宅リフォーム・リノベーションのイメージ

このように、一戸建てを維持するためにはさまざまな出費が定期的に必要になります。しかし、マイホームで生活をしていくためには数十年単位で先を見通して費用を考えていくことが重要です。ここからは、定期的にかかる維持費以外のメンテナンスや修繕費用について確認していきましょう。

長く住めば劣化によるメンテナンスが必要になる

マイホームで数十年と生活をするうちに、部材の劣化などでメンテナンスやリフォームが必要な箇所も増えていきます。国土交通省の「中古住宅における不具合の発生状況について」の資料によると、新築住宅の場合は入居から7~10年目ほどでキッチンや浴室、トイレなどの水回りの機器故障が目立ち始め、11年目以降で電気系統の故障が起こりやすくなるという調査結果でした。

このように必要になる室内設備のメンテナンスは築30年で500万円以上にもなるといわれています。また、一戸建て住宅の場合は室内設備だけではなく、屋根や外壁、ベランダや窓、玄関ドアといった家の外回りのメンテナンス費用も必要になります。一度に大きな修繕が必要になると数十万円単位で修理費用がかかる場合もあるでしょう。定期的な点検やメンテナンスで大規模な修繕が突然必要になるという事態を避けられるため、アフターフォローが充実している施工会社がおすすめです。

地震など災害による損害で修理が必要になるケースも

一戸建て住宅の場合、劣化による破損以外にも自然災害が原因の損傷で修理が必要になるケースもあります。
2012年8月に発生した「京都府南部豪雨」では、水害によって宇治市内の31棟が全壊、169棟が半壊という大きな被害がありました。床上浸水も779棟、床下浸水は1,297棟と、住宅への被害は甚大でした。火災保険で水害による破損も保証される場合がありますが、災害によって受けた損傷の修繕費用も念頭に置いておく必要があるでしょう。
「10年に1度の寒波」といわれた2023年の大雪では、京都をはじめ関西各地で影響が出ました。しかし、10cmを超えるような積雪はめったにないため、雪害による住宅の修理費や除雪費はほぼ必要ないでしょう。

参考元:気象庁|過去の気象データ検索(京都(京都府)平年値(年・月ごとの値)詳細(雪))
参考元:テレ朝news|西日本で記録的大雪も 10年に一度の強烈寒波に警戒
参考元:宇治市|災害の記録 第4京都府南部豪雨 2被害の概要

 

家づくりでできる!維持費を軽減する3つのポイント

「ポイント」文字と電球

一戸建てを維持するためには、年間にかかる定期的なコストに加えて、劣化による修理や災害時の修繕などさまざまな費用がかかります。そのため、できるだけ維持費を軽減するためにも、家づくりでは以下のようなことを考えておきましょう。

・ランニングコストを抑えられる省エネ性能か
・建材の耐久性と建築にかかる費用のバランス
・施工会社はアフターサービスが充実しているか

住宅ローンの返済以外で、月々の支払い額を大きく占めるのが光熱費です。光熱費を抑えるためには、太陽光発電システムを導入したり、断熱性や気密性を高めたりといった住宅の省エネ性能を上げることが重要になります。また、劣化によるメンテナンス費用を減らすためには、耐久性の高い建材や設備を導入するのが理想です。しかし、住宅の省エネ性能や建材の耐久性を高めようとするほど、建築費用が高くなる傾向があります。維持費を抑えるためといっても、住宅ローンの返済に困るほど建築費用が高くなってしまっては意味がありません。維持費と建築費用のバランスを考慮しながら、住宅の性能を考えましょう。

 

宇治市・城陽市・京田辺市で一戸建てを建てるならグランライフにお任せください

家づくりでは、家を建てるためにかかる費用にばかり注目しがちです。しかし、マイホームで生活していくためには、将来を見越して考えていく必要があります。

グランライフでは、高断熱・高気密な省エネ性能とデザイン性を両立した美しい家づくりをご提案しています。一流の建築家が設計するというクオリティはそのままに、仕入れや時間、手間を省く工夫によってコスト削減を実現。中間業者をはさまないメーカー直発注や部材の先払いシステムで建材のコストダウンを図り、建築材料の共通寸法そのままで使える設計にして無駄をなくし、住宅の購入費用を抑えることが可能です。
さらに、マイホームの引き渡し後には60年にわたるアフターサポートプログラムをご用意。大切な家に安心して住み続けられるよう、長期的なメンテナンス計画や厳密な定期点検をご提案しています。京都市周辺、宇治市・城陽市・京田辺市で、維持費だけではなく住宅購入費用まで抑えられる一戸建てなら、ぜひグランライフ株式会社にお任せください。

 

記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行   (一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師)

住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。


【おすすめのイベント】
私たちが開催する家づくりのイベントをご紹介します。

【Instagram】
こだわりの施工事例をご紹介します。
instagram