2024.01.06
グランライフのブログ勉強会③耐震等級3がマストな理由~地震に備え、長く安全に住まう為に必要なこと~
グランライフの福留(フクドメ)です!
令和6年能登半島地震により被災された皆さまへ
令和6年1月1日に発生しました地震において被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
依然として予断を許さない状況が続いておりますが、身の安全の確保を最優先とし、
ご体調の管理に充分ご留意くださるようお願い申し上げます。そして被災された地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
今年は昨年以上に、グランライフの家づくりを発信していきたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
前回のブログは、大きくニュースにはなりにくい、ヒートショックについてお話させていただきました。
>『グランライフのブログ勉強会②ヒートショック~交通戦争ならぬ、ヒートショックヒートショック戦争』
ヒートショック対策に直結する断熱性能の向上は完成後に行うことは可能ですが、新築時の何倍もの費用が必要になってきます。
住宅購入を検討中のお客様は、断熱性能が高い住宅は将来的な建物の資産価値にも関わってきますので、
是非ご覧ください。
さて、前回はヒートショックの危険性を交通事故の死者数と比較しながら、
断熱性能の重要性を記載させていただきました。
今回は、断熱性能に大きく影響する窓の重要性を記載しようと思いましたが、
年始に大きな被害を出した地震について、
これから建築する際の注意事項を、記載していきたいと思います。
先ず、皆様に質問です。
①既に戸建住宅を購入されたお客様
今住んでいる住宅の耐震等級は1・2・3のどれに当てはまるでしょうか。
②これから新築戸建を購入するお客様
今、検討している工務店の耐震等級1・2・3をご存知でしょうか。
先ず、最初にお伝えしたい事は、
建築する上で、耐震等級には義務は無いということです。
それぞれの工務店で、推奨している耐震等級(標準仕様)がございます。
ハウスメーカーや有名な建築家YouTuberが『耐震等級3は必要最低限の基準』と言われる・・・
今の時代に、耐震等級1を標準としている会社は、限りなく無いと思いますが、
今一度、建てる前(契約する前)に、必ずご確認ください。
※グランライフでは、どの建物グレードにおいても『全棟長期優良住宅認定』を標準としております。
現行基準ですと、長期優良住宅認定=耐震等級3取得。
①耐震基準制度=義務
※全ての住宅で順守しなければならない義務。
②耐震等級=任意(倒壊等防止/損害防止)
※耐震等級は「人命+建物を守ること」を目的とした基準であり、
「損傷防止」「倒壊等防止」という2つの目標を達成できる構造の強度が確保されているかどうかが評価されます。
耐震等級1
①建築基準法レベル震度6~7の地震に耐えられます。
②数百年に一度発生する地震力に対して倒壊、崩壊しない程度
震度5程度までは軽度なひび程度にとどまり、震度6強程度でも即時に倒壊・崩壊しない程度
最低限、命を守れる耐震性
耐震等級2
①建築基準法レベル(耐震等級1)の1.25倍
②数百年に一度発生する地震力の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度
病院や学校など避難所に求められる水準
耐震等級3
①建築基準法レベル(耐震等級1)の1.5倍
②数百年に一度発生する地震力の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度
消防署や警察署など災害復興の拠点となる建物に求められる水準
上記の様な基準を見たときに、
大事な親、兄弟姉妹、子ども、友人、ペットが住む家は、
どの基準で建築してほしいと思うでしょうか。
私は、耐震等級3の一択です。
耐震等級3を標準としていないハウスメーカーの営業であれば、
・コストがかかります
・工期がかかります
・プランに制限がかかります
など、デメリットを強調してくるかもしれませんが、
耐震等級3を標準としているハウスメーカーの営業は、
・地震保険が半額になります
・固定金利(フラット35)を利用する場合、金利優遇が受けられます
・大きい地震であっても、大切なご家族を守れる家になります
・設計段階で検討することで、プランへの影響を抑えることができます
など、コストアップだけでない、メリットも伝えてくれるでしょう。
耐震等級においては、工務店任せにするのではなく、
ご家族でご相談のうえ、工務店にお伝えください。
また建築コストが上昇している中で注目されている中古住宅についても、
少し触れたいと思います。
リノベーションやリフォームを検討しているお客様で、
購入する物件の判断基準として、購入する建物が建築された時期に着目してくだい。
①1950年 建築基準法制定
旧耐震基準の住宅⇒【大地震で倒壊する可能性が高い】
※耐震化(耐震補強)の必要せいあり
②1981年(6月) 建築基準法改正
新耐震基準の住宅⇒【要注意】
※耐震化(耐震補強)の必要せいあり
③2000年(6月) 建築基準法改正
現行耐震基準の住宅⇒【概ね安心】
上記①と②は、耐震化の検討が必要ですが、
逆を言えば、購入諸経費(物件価格が安い)を抑えれる場合もあるかと思います。
初期費用を抑え、がっつりリノベーションをするのも個人的にはありかと。
リフォームはいいですが、耐震化や性能向上リノベーションをご検討の場合は、
必ず物件を購入する前に実績のある工務店に相談してください。
中古住宅を安易に購入すると、想定外の費用が発生するケースが多々ございます。
新築の場合は、0(ゼロ)から建築をしていくので、イレギュラーポイントを
設計段階や現場で確認する事ができますが、リノベーションの場合は違います。
大きくは古い物件になると図面が残ってない方ケースも多く、
間取りを変えるリノベーションの場合、屋根、天井、壁、床など、見えない部分を考えながら
施工していく必要があるので、事前相談が必須と覚えておいてください。
リノベーションは新築よりも1割~2割ほど費用を抑えれると言われていますが、
購入する物件の状況にも大きく左右されます。
また既存の壁や天井で解体できない部分もあり、プランに若干の制限もでてきます。
優先順位がハッキリしていないと新築より難しいケースもありますが、
耐震化においては、デザインを追求する前に大切なことだと思いますので、
国の基準に左右されることなく、メリット・デメリットを理解した上で、
ご判断されるのが一番だと思います。
前回と同様ですが、
・国の法律がないから
・コストを抑えたいから
・明確な基準がないから
このような理由だけで、住宅購入を判断されていませんでしょうか。
住宅購入は、何度も経験できるモノではありません。
だからこそ、購入前に色々な観点から比較検討が必要だと思います。
外観や内観のデザインも大切ですが、
どれだけカッコよくて、どれだけお洒落な家であっても、
耐震性能が低い家では、家族の安心・安全は確保できないのではないでしょうか。
グランライフでは大切な家族が毎日笑顔で過ごせる家づくり
『ふだんを、いちばんの幸せに』を会社理念とし、家づくりをしております。
毎週オンライン・オフラインともに個人相談会を開催しており、
今は見学できる高性能モデルハウスが6棟ございます。
1月は6棟、同時見学ツアーも開催中ですので、
この機会に、色々なモデルハウスをご覧頂き、
ご家族様で自分たちが住まう家について話し合う、
きっかけにグランライフのモデルハウスがなれれば幸いです。
モデルハウス見学と合わせて、相談会もご希望のお客様がいらっしゃいましたら、
福留(フクドメ)までお気軽にお問い合わせください。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
♥モデルハウス♥ ~完成見学会~
R+house京都宇治・城陽のモデルハウスは、吹き抜けと
外部のタイルデッキと繋がった開放感のあるリビングが特徴!!!
注文住宅は、より考え、その工夫された内装だけでなく、外観にも注目!!!
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内覧もできますので、お気軽にお問合せ頂き、ご家族でご来場ください。
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