2024.11.17
【宇治市、城陽市、京田辺市】リフォーム、リノベーションのメリットとは?
宇治市や城陽市、京田辺市でリフォームやリノベーションをするメリットは、建て替えるよりも安い費用で快適な住まいを手に入れられることです。しかし、リフォーム・リノベーションの工事内容や費用面などについて、分からない点も多いでしょう。そこで今回は、リフォームやリノベーションについて詳しく紹介します。宇治市や城陽市、京田辺市でマイホームに悩んでいる方は参考にしてください。
▼ 目次 |
リフォームやリノベーションの基礎知識
まずは、リフォームやリノベーションの基本情報を紹介します。
リフォームとは
リフォームとは、一般的に老朽化したものや壊れたものを修繕することを指します。例えば、古くなった壁紙やフローリングの張り替え、トイレのリニューアルなど。なかでも築年数が古い建物の外壁や内装などを大幅に改修工事することを「フルリフォーム」といいます。建て替えと異なる点は、基礎や構造部分は残して工事する点です。
リノベーションとは
リノベーションは、生活する人のライフスタイルに合わせて中古住宅を改修することです。リフォームと違う点は、中古住宅を元の状態に近づけるのではなく、機能や価値を付け加えるところ。例えば、床暖房を導入したりLDKを広くしたりして、住宅性能や機能性を高めます。
ただし、フルリフォームでも設備や建築資材は最新のものを取り入れるため、どちらも改修工事前より機能性や快適性の高い生活環境が手に入ることには変わりありません。
フルリフォームやリノベーションにかかるおおまかな費用
フルリフォームやリノベーションをする場合、一般的におおよそ1,000~2,000万円かかるといわれています。これは、基礎部分や構造のみを残し、大幅に新しくする場合にかかる費用相場です。しかし、フルリフォームやリノベーションでは、今ある建物の状況や新しく導入する設備により金額に大きな差が生じます。2階建てや3階建て、延べ床面積が大きな住宅の場合には、費用が高額になるケースが多いでしょう。
フルリフォームやリノベーションのメリットは?
ここからは、フルリフォームやリノベーションの具体的なメリットを紹介します。
建て替えよりも費用を抑えられる
フルリフォームやリノベーションは、壁などを一度取り払うものの、基礎や構造部分は残すため、一般的には解体し建て直す「建て替え」よりもお金がかかりません。費用を抑えながらも、自分たちの好みに合わせた間取りに変更できるのがメリットです。また、配管も変えられるので、お風呂やキッチンなどの水周りの位置もライフスタイルに合わせた場所を選択できます。
この先も安心して住める
フルリフォームやリノベーションをすれば、安心して長く住めるようになります。築年数が古い住宅は、外壁や内装部分に劣化が生じている可能性があるため、災害発生時に居住し続けることが難しくなるケースがあります。リフォームで住宅性能を見直せば、万が一災害が発生した際にも住宅への被害を抑えられ、安心して長く住めるようになるでしょう。
快適に暮らせる
リフォームの際に水回りの性能や空調設備を見直したり、バリアフリー化したりすることで、これまでよりも生活しやすい環境が整います。とくにフルリフォームでは、壁や床などをすべて剥がしてつくり直すため、断熱性や気密性も高められます。さらに新しい設備機能は古いものよりも省エネ機能が高くなっていることが多く、水道・光熱費の削減にもつながるでしょう。
>>参考コラム:宇治市周辺で高性能住宅を実現したい方必見!高断熱・高気密・高耐震住宅をリフォーム・フルリフォーム・リノベーションで叶えよう
リフォーム(フルリフォーム、リノベーション)のデメリット
フルリフォームやリノベーションで後悔しないためには、デメリットも把握しておきましょう。
費用の検討を十分にする必要がある
メリットで挙げたように、フルリフォームやリノベーションは、建て替えよりも費用を抑えられる傾向にありますが、部分的なリフォームよりは費用がかかってしまいます。そのため、フルリフォームしなくても理想の住宅を手に入れられるかどうか、しっかりと検討することが大切でしょう。
また、リフォームする住宅で生活している場合、工事期間中は仮住まいを用意しなければなりません。工期は内容や規模で異なりますが、一般的には2~6カ月程度です。その間の仮住まい費用と引っ越し代も検討しておきましょう。
グランライフ株式会社では、不動産や建築家のプロが揃っているため、不動産購入や資金計画など幅広くサポートします。費用面の検討で不安がある場合には、お気軽にご相談ください。
>>参考コラム:【京都府】リフォーム(フルリフォーム、リノベーション)で使えるローン制度
基礎部分の工事が必要なケースがある
建物の状態によっては、実際に天井や壁を外してみると想像以上に劣化が進んでいて、補修をしなければならないというケースもあります。基礎部分の補修工事が発生してしまうと、予想外の費用がかかってしまうことも。施工会社との打ち合わせで、あらゆる可能性を考え、費用の見積もりを出してもらうと良いでしょう。
宇治市や城陽市、京田辺市周辺の住宅事情
ここからは、2023年に総務省で行われた「住宅・土地統計調査」を参考に、宇治市や城陽市、京田辺市の住宅事情を紹介します。
京都府の一戸建て住宅の割合
宇治市や城陽市、京田辺市を含む京都府では、居住世帯がある住宅は約118万件でした。そのうちの約54%、63.5万件が一戸建て住宅です。
京都府には築20~30年の建物が約28%存在
京都府の専用住宅の約116万件のうち、耐震基準が切り替えられた1980年以前に建てられた住宅は26万件で、全体の約23%を占めています。また、今から約20年前にあたる2005年以前に建てられた住宅は約77万件で、全体の約67%を占めます。
なお、フルリフォームやリノベーションをおすすめするのは、築20~30年を迎える建物。京都府にある住宅では、築20~30年程度の建物が32万件、約28%もあります。築50年を経過している建物は、新耐震基準をクリアしていない可能性があるため、建て替えで考えたほうが良いかもしれません。
お持ちの物件が築20~30年程度、もしくはそれ以上となる場合には、フルリフォームやリノベーションを検討してみましょう。なお、このデータには、一戸建てだけではなく、マンションなどの共同住宅も含まれるため、参考としてお考えください。
参考元:総務省|令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果
参考元:政府統計の総合窓口|令和5年住宅・土地統計調査
宇治市や城陽市、京田辺市でリフォームの際に使える補助金制度は?
最後に宇治市や城陽市、京田辺市でリフォームをする際に利用できる補助金制度についてもチェックしておきましょう。
【宇治市・城陽市・京田辺市】木造住宅耐震改修等補助事業
宇治市や城陽市、京田辺市では、1981年5月31日以前の木造住宅を対象とした補助金制度があり、耐震改修工部を補助事にかかる費用の一してもらえます。補助の上限金額や補助率は地域や年度により異なります。予算額に達した場合は期限よりも早めに受付を終了してしまうため、利用を検討している際には、各自治体のウェブサイトで確認しておきましょう。
【宇治市】景観形成助成制度
宇治市の景観形成助成制度は、市内の良好な景観形成のために建物や門、塀などの改修工事を行う場合に、費用の一部を補助するもの。助成限度額は、工事の内容により異なりますが、建物の修繕工事の場合は経費の2分の1、限度額100万円です。こちらの制度も助成金の予算額を超えた場合には、申請の受付が終了されます。
【城陽市】カーボンニュートラル補助金
城陽市のカーボンニュートラル補助金は、地球温暖化防止の推進を目的とした制度です。住宅用の太陽光発電システムと蓄電池システムの同時設置や住宅窓の断熱改修工事、雨水タンクの設置をする家庭に対し、工事費用の一部を補助するもの。例えば、窓の断熱改修であれば経費の10分の1、上限額5万円が補助されます。
【京田辺市】住宅等土砂災害対策改修支援事業
土石流やがけ崩れなどの土砂災害の危険性が高い住宅に対し、対策工事にかかる費用の一部を補助する事業です。対象は、土砂災害特別警戒区域内にあり、土砂災害に対する構造上の安全性に欠けている住宅。補助内容は改修工事にかかる費用の23%までで、1棟当たりの上限額は77万2,000円となっています。なお、事前に開発事業化への事前相談や事業予定調書の提出が必要です。
補助金制度を利用すれば、負担を軽減しながら快適な住宅を手に入れられます。検討している場合は、早めに自治会のウェブサイトでチェックしておきましょう。
>>参考コラム:宇治市、城陽市、京田辺市で受けられるリフォーム補助金は?注意点についても
宇治市や城陽市、京田辺市周辺でリフォームを検討しているならグランライフ株式会社へ
フルリフォームやリノベーションは、住宅の性能や価値を高め、より快適な生活を手に入れられるものです。リフォーム内容を検討する際には、プロの視点でデザインや設計をしてもらうことで、より安心感が高い快適な住まいを叶えられるでしょう。
グランライフ株式会社では、今住んでいる住宅はもちろん、これから中古住宅を購入し、リノベーションを考えている方のサポートも実施しています。また物件探しや資金計画など幅広く対応します。宇治市や城陽市、京田辺市でフルリフォーム、リノベーションを検討している方は、是非ご相談ください。
>>宇治市周辺エリアでより快適な暮らしが叶う、グランライフのリノベーションについてはこちら
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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