宇治市における注文住宅の建築相場は?コスト削減方法など家づくりのヒントも | 京都・宇治市・城陽市・京田辺市のおしゃれで高性能な注文住宅ならグランライフ

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2024.08.10

宇治市における注文住宅の建築相場は?コスト削減方法など家づくりのヒントも

黒とグレーの外壁にシンボルツリーが映える外観

注文住宅の購入を検討する際、地域の建築相場を把握しておくことは、予算を立てるうえで重要です。今回は、住宅支援機構による「2022年度 フラット35利用者調査」の結果から、宇治市の注文住宅建築相場を解説します。予算の考え方やローン返済額についてもまとめました。コストの削減方法や高めておきたい住宅性能など、家づくりに役立つヒントも紹介するので、宇治市でマイホームを検討中の方は是非ご一読ください。

▼ 目次

 

宇治市がある京都府の注文住宅における費用相場は?

住宅とお金の問題イメージ

注文住宅を建てるには、土地取得費と建築費に加え、諸費用を要します。今回は、住宅金融支援機構による「フラット35利用者調査」をもとに、京都府で注文住宅を建築する際にかかる費用の相場をチェックしましょう。なお、2022年度のデータを参考にしています。

京都府の土地取得相場

まずは、京都府の土地取得相場を見ていきましょう。敷地面積から坪単価も算出しています。

エリア 土地取得費 敷地面積 坪単価
京都府 1,803万円 50.5坪(167.1㎡) 36万円
全国 1,500万円 71.7坪(237.0㎡) 21万円

全国平均と比較して、京都府は土地取得費も坪単価も高いことがわかりました。また、国土交通省が発表した宇治市の地価公示でも、坪単価が全国平均値を下回る土地は少ないことが分かります。

参考元:住宅金融機構|2022年度集計表
参考元:国土交通省 不動産情報ライブラリ|国土交通省地価公示・都道府県地価調査の検索

>>参考コラム:京都府宇治市の土地価格や相場は?実際の売買事例や今後の動向についても紹介

京都府の注文住宅建築費と坪単価

次に、京都府の平均建築費と坪単価を表にまとめました。全国平均とも比較してみましょう。

エリア 建築費 住宅面積 坪単価
京都府 3,086万円 32.5坪(107.5㎡) 95万円
全国 3,194万円 33.7坪(111.5㎡) 95万円

京都府における注文住宅建築費ならびに住宅面積は、全国平均と大きな差はありません。坪単価も同等です。

参考元:住宅金融機構|2022年度集計表

土地取得や建築にかかる諸費用の相場

お金を思い浮かべ、空地・土地探しをしている男性

注文住宅を建てるにあたり、土地取得や建築時には諸費用が発生します。費用項目の例は以下の通りです。

・登記費用
・仲介手数料
・不動産取得税や固定資産税
・印紙代
・ライフライン引込み工事費 など

諸費用は、土地取得費と建物建築費を合わせた金額の10~12%程度が目安といわれています。例えば、土地と建物代の合計金額を4,000万円とした場合、諸費用は400万~480万円ほどになるのです。決して小さな金額ではないため、マイホーム計画を立てる際は念頭に置いておきましょう。

京都府での土地付き注文住宅建築に必要な費用の総額は?

これまで見てきた土地取得費・建築費・諸費用をもとに、京都府で注文住宅を建てるのに必要な総額を算出します。
まず、土地取得費約1,804万円と建築費約3,086万円の合計は約4,890万円です。土地取得費・建築費の10%を諸費用とすると、金額は約489万円になります。結論として、京都府で注文住宅を建てる場合の総額相場は、およそ5,400万円となりました。
同様に計算した全国平均値がおよそ5,000万円のため、計算上では京都府の方が、住宅建築にコストがかかる傾向があるといえます。ただし、相場はあくまで目安です。参考程度に頭に入れておきましょう。

 

世帯年収から見た注文住宅の予算

世帯収入と書かれたブロック

続いて、京都府で注文住宅を建てる際の予算について考えます。ここまで、京都府における建築費用相場を見てきましたが、相場と予算は別物です。家づくりには、世帯年収を考慮した無理のない予算を計画的に組むことが欠かせません。引き続き、2022年度の「フラット35利用者調査」の結果から、京都府の平均年収と予算の目安に加え、住宅ローン返済額についても見てみましょう。

京都府の世帯年収と予算の目安

京都府の世帯年収は、約664万円です。全国平均の約660万円を少し上回りますが、それほど大きな差はありませんでした。
注文住宅の予算は、世帯収入の6~8倍が一般的といわれています。京都府の世帯年収を約660万円として当てはめると、3,960万~5,280万円が予算の目安となります。
なお、住まい探しや求人情報のサイトによると、宇治市の平均世帯年収は470万円前後とされています。

参考元:住宅金融機構|2022年度集計表

住宅ローンの返済額にも注目

家づくりの予算を立てるに当たり、毎月の返済に無理が生じないよう、計画的に住宅ローンの借入額を検討することも大切です。
京都府の世帯では、平均で約4,185万円のローンを組み、毎月約13.8万円を返済していることが読み取れます。

>>参考コラム:京都府宇治市で利用できる住宅ローン一覧!無理なく返済するためのポイントは?

 

建築相場に合った住宅の特徴とコスト削減のポイント

「ポイント」文字と電球

先述のとおり、京都府で注文住宅建築に必要とされる費用の相場はおよそ5,400万円で、年収を考慮した予算の目安は3,960万~5,280万円です。
ここからは、京都府で注文住宅を建てる際の予算に合った住まいの特徴や、コスト削減のポイントを解説します。

予算4,000万円以上で建てられる注文住宅の特徴

予算4,000万円台の注文住宅には、以下の特徴があります。

・木造または軽量鉄骨造
・3LDK・4LDKなどゆとりのある間取り
・断熱性・耐震性など優れた住宅性能
・内装・外装・外構の統一感と高いデザイン性
・設備やデザインにこだわれる自由度の高さ

予算4,000万円台の注文住宅は、間取りや設備といった家づくりにおける選択肢が広いのが特徴です。例えば間取りに関しては、書斎やパントリーなど生活を豊かにするスペースの他、吹き抜けやロフトなどこだわりの空間を設けられるでしょう。また、統一感のあるおしゃれな外構にしたり、住宅性能を高めたりと、理想の住まいを実現しやすいといえます。
さらに予算5,000万円台になると、大理石や自然素材といった建築に使用する部材にこだわったり、ビルトインガレージなどの大型設備を取り入れたりと、予算に縛られない家づくりが可能です。
ただし、京都府は土地代が全国平均に比べ高い傾向があることから、土地取得にある程度金額がかかることを頭に入れておきましょう。

建築コスト削減のポイント

コストダウンの文字とグラフとスーツの男性のイラスト

理想の住宅を叶えるためには、コストをかけるべきポイントと削減できる部分を把握しておくことが重要です。予算オーバーが懸念される場合は、以下の対策ができないか検討してみてください。

・住宅の構造をシンプルにする
・窓や部屋の数を減らす
・水回りの配置を一カ所にまとめる
・工務店のすすめる商品を採用する
・照明などを自分で手配する

形がシンプルな家は、施工費のコストダウンにつながるだけでなく、耐震性も高まります。窓や部屋が多いほど、材料費がかさむため、必要な数量を見極めましょう。また、水回りを狭い範囲にまとめることで、配管経路が短くなり工事費の削減が期待できます。
さらに、工務店がすすめる高い割引率の商品を利用したり、手配できるものは自分で安く購入したりといった工夫でも、建築コストを削減できるでしょう。

 

宇治市での家づくりに欠かせないポイント

さいごに、宇治市でマイホームを建てる際に重視したい性能や設備のポイントを紹介します。

寒暖差と湿気対策

年間平均気温が15℃前後と、比較的過ごしやすい気候の宇治市。しかし、夏場の最高気温は35℃前後で、冬場の最低気温が氷点下になることもあり、季節により寒暖差の大きい地域といえるでしょう。そのため、家づくりの際には住宅の断熱性と気密性を高め、一年を通して快適な室温を保てるようにするのがおすすめです。また、宇治市は降水量が比較的多く湿度も高めであるため、換気の工夫も必要でしょう。
グランライフでは、高断熱高気密の家づくりに自信があります。さらに、熱交換型換気システム「澄家Eco」による計画換気で、冷暖房効率を高めながら快適な暮らしを維持できる住まいを実現できます。

参考元:宇治市|宇治市統計書
参考元:宇治市|宇治市の現状

>>参考コラム:注文住宅に必要な断熱性能は?UA値や断熱等級と宇治市の基準値について解説
>>参考コラム:快適な注文住宅には気密性が欠かせない!光熱費との関係や宇治市周辺の情報も

地震対策

地震大国といわれる日本。宇治市周辺にも、宇治川断層や生駒(いこま)断層帯などがあり、大きな地震が起きかねません。宇治市で注文住宅を建てるなら、耐震性を高めておいて損はないでしょう。
グランライフで建てる注文住宅は、国土交通省の定める最高値である耐震等級3を取得しています。オリジナルのR+パネルを用いた独自の工法と、建築士による厳しいチェックで耐震性に長けた家づくりが可能です。

参考元:宇治市|宇治市建築物耐震改修促進計画 概要版
参考元:国土交通省|新築住宅の住宅性能表示制度 かんたんガイド

>>参考コラム:京都府宇治市で注文住宅を建てるときに必要な耐震性能とは?免震・制震との違いや耐震等級を解説

 

宇治市で高性能な注文住宅を建てるならグランライフへ

白のカウンターキッチンと木目のリビングダイニング

宇治市のある京都府で注文住宅を建てる際の建築相場は、およそ5,400万円であることがわかりました。ただし、実際にマイホーム計画を立てる際の予算は、世帯年収や毎月のローン返済額によって異なりますので予算は計画的に立てましょう。また、宇治市で注文住宅を建てる際は、断熱性や気密性、耐震性を高めておくに越したことはないでしょう。
グランライフでは、高断熱・高気密・高耐震の家づくりに自信があります。また、仕入れ方法などの工夫によりコストダウンを実現しているため、予算に見合った注文住宅建築が叶います。宇治市で高性能なマイホームを建てたいとお考えの方は、是非グランライフにお声掛けください。

>>宇治市で予算に合った注文住宅が建てられる、グランライフの家づくりについてはこちら

 

記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。

 


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