2024.08.17
京田辺市の注文住宅相場と坪単価まとめ!自分の年収でできる家づくりを解説
京田辺市で家づくりを考えている場合、注文住宅の建築相場や土地坪単価にどのくらいコストがかかるか気になるところでしょう。家は一生に一度の大きな買い物と言われ、事前の資金計画が重要です。そこで今回は京田辺市の注文住宅の建築相場や、地価公示価格による土地坪単価をまとめました。京田辺市の平均年収から考えた家づくりのコストについても解説しています。是非参考にしてみてください。
▼ 目次 |
京田辺市の建築相場
ここからは京田辺市の建築相場として、京都府の建築相場を目安に考えてみましょう。住宅金融支援機構はフラット35を利用した方の集計表を毎年公表しており、建築相場のひとつの目安となっています。2022年度のフラット35利用者調査では、京都府でフラット35を利用して注文住宅のみを建てた方の平均建設費は約3,907万円でした。また、フラット35を利用して、土地と注文住宅を購入した方の平均建設費は約3,086万円、平均土地取得費は約1,803万円でした。ここから京都府の建築相場は3,086~3,907万円前後と言えます。また、土地と建物でフラット35を利用した方の全国平均建設費は約3,194万円でした。
グランライフでは京田辺市の建築相場に応じて、ZEH基準をクリアする高断熱・高気密住宅を提供しています。適正価格で高クオリティの住宅を建てたい方は是非ご検討ください。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2022年度集計表
京田辺市の地価公示価格による土地坪単価
ここからは京田辺市の土地価格相場を見てみましょう。国は毎年公正な土地売買の目安とするため、地点ごとの地価公示価格を発表しています。京田辺市における、住宅地の地価公示価格の平均坪単価は334,565円(101,206円/㎡)です。これは京都府全体の地価公示価格の住宅地平均坪単価507,663円(153,568円/㎡)を下回り、比較的地価が落ち着いている地域と言えるでしょう。ただし、京田辺市にある地価公示の標準地全16地点のうち、13地点で地価が微増しています。土地を探している方は、今後の土地価格の動向に注意しましょう。
所在地 | 最寄り駅・距離 | 公示地価/坪 | 前年比 |
京田辺市田辺蕪木 | 新田辺・600m | 598,347円(181,000円/㎡) | 102.8% |
京田辺市田辺狐川 | 新田辺・1,800m | 325,620円(98,500円/㎡) | 100.5% |
京田辺市草内八田 | 興戸・400m | 396,694円(120,000円/㎡) | 100.8% |
京田辺市大住ケ丘 | 大住・1,100m | 456,198円(138,000円/㎡) | 101.5% |
京田辺市三山木八反坪 | 三山木・360m | 281,983円
(85,300円/㎡) |
102.8% |
参考元:地価公示・地価調査(基準地価)マップ|地価公示 [京都府] 京田辺市 (2024年)
参考元:国土交通省|不動産情報ライブラリ
>>参考コラム:京田辺市の土地価格・相場は?売買事例や注文住宅を建てるためのポイントも紹介
注文住宅の諸経費とは?
家づくりには建設費や土地取得費だけでなく、諸費用がかかります。諸費用を考慮せず、家づくりをすると後から思わぬ出費となる可能性があるため注意が必要です。注文住宅を検討する際は諸費用まで考慮した総費用を予算として組んでおきましょう。
諸費用は建築費総額の約1割と言われ、建築費総額が3,500万円の場合は約350万円になります。諸費用の主な内訳は手数料や税金などです。またライフライン等の引き込み工事費、地鎮祭や上棟式の費用、ローンに関する手数料、団体信用保険料、火災保険や地震保険の料金も含まれます。依頼する会社によっては設計費が別途計上されることも。家づくりでは、何にいくらかかるのか確認しておくと安心です。
京田辺市の平均年収は?
LIFULL HOME‘S住まいインデックスの「京田辺市の家計データ」によると、京田辺市の平均世帯年収は517万円でした。これは同社のデータによる全国の平均世帯年収503万円を14万円上回る数字です。また2022年度「フラット35利用者調査」によれば、京都府で土地付き建物を購入した世帯の平均年収は約664万円でした。これらを踏まえて建てるべき住宅のコストやローン返済額を考えてみましょう。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2022年度集計表
京田辺市の平均年収を踏まえ建てるべき住宅のコストとは?
りそな銀行が2021年に住宅を購入した方1,815名を対象にしたアンケート調査では、初めて購入した家の価格で最も多いのは3,000~4,000万円の価格帯の住宅でした。また全体の25%の方が自己資金1割未満で家づくりを行ったことがわかります。
住宅ローンを借り入れて家づくりを行う場合、一般的に年収の5~6倍以内の借入れにすると無理なく返済できると言われています。京田辺市の平均世帯年収は517万円なので、この場合年収の5倍は2,585万円、6倍は3,102万円です。
ここで2022年度のフラット35利用者調査を見てみましょう。2022年にフラット35を利用して、実際に京都府で土地付き注文住宅を購入した人の所要金額が、年収の何倍なのかを表した年収倍率がわかります。年収倍率は以下のように計算します。
年収倍率(倍)=所要資金÷世帯年収
これによれば、京都府で2022年に家づくりをした人の年収倍率の平均値は7.8倍でした。多くの人が理想とされている倍率より高い年収倍率で住宅を購入している現状がうかがえます。
また負担の少ない毎月の住宅ローン返済額は、年収のどれくらいでしょうか。年間返済額が年収のどれくらいなのかを表す割合は年収負担率と呼ばれます。年収負担率は25%以内が理想とされており、以下の計算式で求められます。
年収負担率(%)=年間のローン返済額÷年収×100
年収500万円で年収負担率25%の場合、適切な年間ローン返済額は約129万円です。この場合ボーナス返済なしの月々の返済は約10.8万円となります。
家を建てるとき、住宅ローンを借りる際は、月々の返済額を導き出し、無理のない返済を目指しましょう。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2022年度集計表
京田辺市の家づくりでコストを抑えるポイント
続いて、家づくりでコストを抑えるポイントを紹介します。ひとつは、家の形や間取りをシンプルにすること。四角形の総2階の建物など、シンプルな構造の住宅は、凹凸が少ないため、建材が少なく済み、工事にかかる手間が減るためコストダウンにつながります。また屋根もシンプルなデザインにすることで、コストを抑えられるでしょう。階段の種類を検討したり、収納をひとつに集約してファミリークローゼットをつくったり、部屋の間仕切りを減らしたり、シンプルで無駄のない間取りを意識することもコスト削減につながります。
また、設備や建材のグレードを吟味することでコストダウンが叶います。トイレ、浴室、洗面台、キッチンなど水回りの住宅設備は、選ぶグレードによってかかる金額に大きな幅が出る部分です。高機能の設備を選べばそれだけコストも高くなります。ある程度グレードを下げても許容できる設備がないか、よく検討してみましょう。
京田辺市の注文住宅で外せないポイント
ここからは京田辺市の災害リスクや気候条件から、家づくりで外せないポイントを解説します。
耐震性
地震は平穏な日常生活を奪う、恐ろしい災害です。京田辺市では生駒断層地震や南海トラフ巨大地震が発生した際に、大きな揺れが生じるとされています。南海トラフ巨大地震が発生した場合、京田辺市では震度5強~6弱の揺れが予測されています。また、生駒断層地震では市内全域で震度6弱~7の大きな揺れとなる予測です。そのため京田辺市で家づくりをする場合は、免震や制震、耐震を意識しなければなりません。
グランライフでは安心して暮らせる家を建てるため、長期優良住宅の基準を上回る耐震等級3に対応しています。地震発生時に建物にかかる荷重や、接合部の確認を行い、基礎や偏心率も考慮した構造を専門の建築士がチェック。耐震性にこだわりたい方は是非グランライフで家づくりを検討してみてください。
>>参考コラム:京田辺市の地震や水害リスクとは?注文住宅で確保したい耐震等級も解説
断熱性・気密性
京田辺市は平均気温15.3℃と過ごしやすい地域です。ただし8月の平均気温は27.5℃なのに対し、1月の平均気温は4.1℃、2月も4.6℃と冬は気温の低下が懸念されます。また近年の温暖化の影響から、2024年6月14日京田辺市では35.1℃の猛暑日を記録。夏の暑さにも警戒が必要です。
家づくりでは、少ないエネルギー効率で冷暖房を使用できる、断熱性や気密性を備えた住宅をつくることが大切です。グランライフでは断熱性能でZEH水準を超えるUA値0.52を達成しており、気密性能を表すC値では0.35㎠/㎡と、かつての国の省エネ基準を大きく上回る基準の気密性を誇っています。夏も冬も快適に暮らせる家づくりはグランライフにお任せください。
参考元:気象庁|京田辺(京都府) 平年値(年・月ごとの値) 主な要素
>>参考コラム:注文住宅に必要な断熱性能は?UA値や断熱等級と宇治市の基準値について解説
>>参考コラム:快適な注文住宅には気密性が欠かせない!光熱費との関係や宇治市周辺の情報も
京田辺市の注文住宅はグランライフへ
グランライフでは設計を建築家が担当することで、デザインにも安全性にもこだわった家を提供しています。国の省エネ基準を超える高い断熱性能や気密性能に加え、安心して暮らすための耐震性、快適な換気システムなどが標準仕様。建材の仕入れや寸法ルール、工程管理を徹底しているため、余分なコストを削減しています。そのため高性能な住宅を手の届く価格で建てることができます。グランライフの家づくりに興味を持たれましたら、随時開催中のモデルハウス見学会や家づくり相談会にお気軽にお越しください。お問い合わせをお待ちしております。
>>京田辺市で無理のない予算で建てられる注文住宅!グランライフの家づくりについてはこちら
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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