2024.06.10
城陽市で受けられる子育て支援は?自治体の充実したサポート内容を紹介!
仕事との両立や経済的負担など、子育てには大変なことがたくさんあります。できるだけ負担を感じずに子育てするには、自治体からの援助が欠かせません。京都府城陽市は、育児に関する給付や助成、子どもを預けるための保育施設が充実しており、子育て世代に優しい街といえます。こちらの記事では、城陽市が提供している子育て支援制度をまとめました。マイホームの土地探しをおこなっている子育て世代の方は、是非居住地選びの参考にしてください。
▼ 目次 |
城陽市はどんな街?
城陽市は、京都と奈良の中間に位置しています。比較的温暖な地域で、全国平均よりも降水量が少ないため過ごしやすい気候が特徴です。また、山や川などの自然が身近にあふれており、京都府立木津川運動公園「城陽五里五里の丘」や「鴻ノ巣山運動公園」をはじめ、2022年時点で200ヶ所を超える公園が市内に点在。アウトドアが楽しめる施設や小さな子どもの遊び場が充実しています。
また、近隣エリアに先駆けて小中学校完全給食を実現するなど、自治体としても子育てや教育に注力。詳しくは後述しますが、子どもの医療費や幼稚園費用の助成制度が整っており、子育てしやすい街として認知されています。
もともとはベッドタウンとして発展を遂げてきた城陽市ですが、新名神高速道路の全線開通をきっかけに、現在では産業がどんどん活性化。2024年度には京都府内で初めてのアウトレットモールが開業する計画も進められており、経済活動はますます盛んになっていくことが予想されます。
参考元:城陽市|城陽市ってどんなまち?
参考元:京都府南部移住ポータルサイト やましろで暮らす|城陽市
参考元:京都府立木津川運動公園 城陽五里五里の丘
参考元:鴻ノ巣山運動公園
>>参考コラム:城陽市の土地価格相場は?今後の推移や家づくりにおすすめのエリアも紹介
>>参考コラム:城陽市で水害・地震のリスクが高いエリアは?注文住宅の耐震についても解説
城陽市で利用できる子育て支援制度
ここからは、実際に城陽市が取り組んでいる子育て支援制度をご紹介します。詳しい制度の内容や特徴、申請方法についても触れるので、該当する方はチェックしておいてください。
出産・子育て応援給付金
出産や育児に伴う経済的負担を軽減することを目的とした制度です。妊娠中に支給される「出産応援給付金」と、出産後に支給される「子育て応援給付金」の2種類があります。現行の制度では、2023年1月31日以降に妊娠の届出をおこない、保健師などの面談を受けたあとと、子どもの出生後に「こんにちは赤ちゃん訪問事業」の面談を受けたあとに、それぞれ5万円が支給されます。
申請方法
面談後に渡される申請用紙に必要事項を記入し、支給申請書と振込先金融機関の口座が確認できる書類、本人確認書類を添えて、市役所の健康推進課(保健センター内)に提出してください。
ただし、出産応援給付金は妊娠の届出から出産するまでの間、子育て応援給付金はこんにちは赤ちゃん訪問事業の面談から1ヶ月以内での申請が必要です。忘れないように、申請用紙をもらった段階で速やかに手続きしておきましょう。
出産・育児支援給付金
こちらも、子育てにおける経済的負担を軽減するための制度。城陽市では、2022年4月1日以降に出産した方と、2023年5月31日までに妊娠届を提出した方を対象に、出産準備や育児に伴う一部費用を助成しています。対象となる経費は、通院にかかる交通費や子どもの一時保育費用、家事支援サービスの費用、育児用品の購入費などさまざまです。子どもひとりに対し1万円を上限に支給され、補助金の使い道は自分で自由に選ぶことができます。
申請方法
支給申請書・母子健康手帳・対象期間内に支払った費用がわかる領収書やレシートを合わせて市役所の健康推進課に提出してください。申請期限を過ぎると支給が受けられなくなるため、余裕を持って手続きしておくことをおすすめします。
参考元:城陽市|出産・育児支援給付金(※令和5年3月31日までに城陽市で妊娠届を提出された方が対象です)
昼間里親保育事業
仕事などで子どもの保育ができない保護者に対し、昼間里親が代わりに保育する事業です。対象となるのは、3歳児未満の子どもで原則3名まで。少人数制だからこそ、家庭的な雰囲気の中でのびのびと子どもが過ごせるように配慮されています。なお、保育時間は平日8:30~17:00、土曜日は8:30~13:00まで。昼間里親の都合が合えば、早朝7:30~夕方18:00までの時間外保育も可能です。保育料は、前年度の市町村民税の所得割額の区分によって決定されます。
申請方法
入所を希望する場合は、申込書と保育所等入所申込に関する確認書、就労証明書などの入所理由となる証明書類を市役所の子育て支援課に提出してください。
保育所待機児童解消入所円滑化事業
こちらの事業では、保育所に空きがなくて入所できない0~2歳児の子どもを、保育に支障が生じない範囲で一部保育施設(くぬぎ保育園・清心保育園・里の西保育園)が受け入れています。昼間里親保育事業の取り組みでもわかるように、城陽市は待機児童の解消に力を入れている自治体です。こういった自治体独自の事業は、特に共働きの世帯にとって心強い味方となっています。
申請方法
保育所入所申込書と必要書類を、市役所の子育て支援課窓口に提出してください。
一時保育事業
生後6ヶ月~就学に達するまでの乳幼児を、必要なときだけ保育施設に預けることのできる事業です。受け入れをおこなっている保育施設は、里の西保育園・せいじん保育園・しいの木保育園など。対象となるのは、パートタイム就労や病気、心理的・精神的な事由により保育が困難と認められた家庭の乳幼児です。保育時間は施設によって異なり、状況によっては延長保育を利用できる場合もあります。利用料は0~1歳児が1日2,500円、2~3歳児が1日2,200円、4~5歳児が1日2,000円です。
申請方法
市役所の子育て支援課保育係にお問合せください。
児童手当
生活の安定を図るために、児童を養育する保護者に対し特例給付を支給する制度です。支給額は所得に応じて決定され、所得限度額未満の場合は、子どもが中学校を修了するまで月に1~1.5万円が支給されます。なお、扶養親族等の数が増えるほど所得上限限度額も引き上げられるため、収入が多くても支給を受けられるケースがあります。そのほか児童手当の受給者や児童の居住に関するさまざまな要件があるため、詳しくは市のホームページなどを参照ください。
申請方法
受給者の金融機関の口座番号がわかるもの・受給者が被用者の場合はそれを明らかにできる書類・受給者の本人確認書類などを市役所の子育て支援課子育て支援係に提出してください。なお、認定請求や額改定認定請求といった一部の手続きについてはオンライン申請が認められています。
子育て支援医療費支給制度
子どもが受療した際にかかった医療費について、自己負担の一部を自治体が負担する制度です。子育て中は、子どもの予期せぬ病気やケガなどで医療機関を利用する機会が増えます。子育て支援医療費支給制度を利用すれば、1医療機関につき200円/月までの自己負担で通院・入院が可能。他府県の医療機関を受診した場合でも、あとから申請すれば償還払いを受けられます。対象となる医療は保険診療にかかる自己負担の部分のみで保険適用外のものは含まれませんが、子どもの医療費にかかる金銭的負担が少しでも軽減すれば、子育てのしやすさも大きく変わってくるはずです。
申請方法a
出生または転入などを届け出たあとに、加入中の健康保険証を持参し、市役所の国保医療課医療係で受給者証交付申請の手続きをしてください。
>>参考コラム:城陽市の住宅に関する補助金制度まとめ
>>参考コラム:宇治市で受けられる子育て支援とは?注文住宅を建てるなら宇治市がおすすめ!
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